Genesis, Phil Collins

Invisible Touch


Invisible Touch – 1986
Genesis

さて,そのジェネシス。

何ともベタな選曲にはなってしまうのだが,
1978年以降の3人体制が僕にとってのジェネシスだと
定義すれば,やはり最も好きなのはこの曲。

1986年の 13th アルバムのタイトル・トラックにして,
全英最高15位,全米ではバンド唯一のNo.1に輝いた,
彼らのキャリア最大のヒット曲だ。

当時,まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだったフィル・コリンズの
ソロでの活躍に牽引されたという側面はあったにせよ,
古参プログレ・バンドからコマーシャルなロック・バンドへと
見事なイメージ・チェンジを果たしたこの頃の
彼らを象徴するナンバーと言える。

脊髄の手術以降,体調不良で引退と復帰を繰り返している
フィルだが,そろそろ,2010年から途絶えている
新譜のリリースに期待したいところではある。

標準
Genesis, Phil Collins

Jesus He Knows Me


Jesus He Knows Me – 1991
Genesis

フィル・コリンズが参加した最後のアルバムとなった
We Can’t Dance からの 4th シングル。

完全に年齢がバレてしまうのだが(笑),僕の学生時代は,
今なおシェアNo.1をひた走るDAMの黎明期。

6時間耐久,8時間耐久,12時間耐久…
そしてついには24時間耐久にまでエスカレートしていく
悪友たちとのカラオケ大会,疲労困憊の中で
決まって取りの大合唱にチョイスされていたのがこの曲。
(いつも連んでいたのが僕を含めて6人,半径50m以内には
ほぼ誰も近寄らないという特異な集団だったな…。)

例の清水富美加の一件もまだ記憶に新しいから,
今改めて聴き返してみるとどこか笑うに笑えないという
何とも複雑な気持ちになったりもするが,
いずれにせよ,僕にとっては非常に思い出深い1曲だ。

標準
ジョンメタの言うなら言わねばッ!, 小沢健二

流動体について


流動体について – 2017
小沢健二

先月20日の突然の告知から僅か2日後にリリースされた,
「春にして君を想う」以来,実に19年振りのシングル。

僕の世代にはマストだったフリッパーズ・ギター以降,
特に小沢個人の強いファンではなかったとは言え,
これほどのシングルを1ヵ月もの間チェックせずにいたとは,
このジョンメタ,不覚にしてまさに痛恨の極み…。

元々その独特の詞には定評のある小沢だが,
パラレル・ワールドを軸とした多層的な構造の詞世界を,
パーカッシヴなポップスへと昇華させていく様は圧巻。

一歩間違えば単なる歌謡曲,紙一重で「ダサさ」を回避し,
高度なポップスのラインにギリギリ踏み止まる
巧みなサウンド・デザインも小沢のセンスがあればこそ。

I Feel It Coming に取って代わって,早くも今年2曲目の
私的 Song of the Year 候補となった1曲だが…

相変わらず歌は本当に下手クソなんだよなぁ…(苦笑)

標準