My Love Life, What Color Is Love?

What Color Is Love? Vol.36

一昨日,9月20日付の天声人語から。

絵本作家の永田萠さんに「ウソ泣き」という詩がある。<ウソ泣きしてたら/きみがトコトコやっきて/「ぼくがいるからだいじょうぶ」って言うものだから/かあさん/ウソ泣きが本泣きになっちゃった>▼不覚の涙に,おかしくて切ない血のつながりを思う。わが子を虐待する親が絶えぬ中,東京の声欄で「母子の愛」がひとしきり話題になった。きっかけは「子どもはみな母親が大好き」という投書だ。病に倒れた女性が,反目していた母に看取られたいと願う話だった▼ある母親は小1の次男のことを寄せた。投稿者は「何か得意なものはないの?」と息子を問い詰めたそうだ。「お兄ちゃんみたいに色々できないよ」と泣き出した子,やっと書いたのが<ままがすきなこと>ママは反省しきりである。▼円満な親子ばかりではない。子への愛を自負する親ほど,縁が切れたかのような反抗期にうろたえる。そんな時,どの子も親が好きなはずと念じれば救われよう。やはり永田さんの「たまごの時代」を引きたい▼その詩は<おとなになるちょっと前に/おとこの子も/おんなの子も/硬いカラのたまごの中に閉じこもる>と始まる。どんな姿で出て来るのやら,周りは気長に待つほかない。<ここらで親もひとやすみ>の結びが,子育て世代に優しい…

紙面の都合ゆえか,この後さらに3行ほど続くが,
それらは完全に蛇足,
個人的にはここで終わっていれば出色の出来と言えたと思う。

それはともかく冒頭の永田氏の「ウソ泣き」,
グッとくる,と言うのはあまりに陳腐な表現か。

そっと僕の心の琴線に触れた美しい一編。

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