Momus

Little Lord Obedience


Circus Maximus – 1986
♯5 Little Lord Obedience
Momus
Nicholas Currie (Momus)

ビッグ・ヒットに恵まれることも,チャートを賑わすこともなく,
マイペースで細々と活動を続けるモーマス,
1986年のデビュー・アルバム Circus Maximus 収録曲。

昨年,実に31作目(!)となるアルバム Scobberlotchers を
リリースしてその健在ぶりを示したモーマスだが,
思えばデビューからこれほど作風を変化(進化?)させた
ミュージシャンもそうは見当たらない。

僕自身は以前取り上げた Marquis of Sadness を含む
Hippopotamomus だとか,The Philosophy of Momus といった
90年代の作品が最も好きだが,最初期の楽曲群に聴かれる
何とも言えぬ気品というか美しさもまた捨て難い。

もっとも、聖書や古代ローマをテーマにしたそのリリックは,
そもそも宗教観だとか信仰心の希薄な僕にとっては
難解どころか全く理解不能ではあるのだが…(苦笑)

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World Order

BOY MEETS GIRL


World Order – 2010
♯4 BOY MEETS GIRL
World Order
小室哲哉

1994年にオリコン年間9位を記録した trf の 7th シングル,
BOY MEETS GIRL の World Order によるカヴァー。

後に,この曲をプロデュースした小室哲哉が「これまでに
最も苦労して作曲した曲」と述べた不世出の名曲だ。

これまでに何度も安直なカヴァーに対する懐疑的な意見を
述べてきた僕だが(…にもかかわらず度々カヴァーを
取り上げてもいるのだが),カヴァーの出来云々ではなく,
肝はやはり PV に観られる7人の見事なパフォーマンス。

90年代を代表するポップ・ソングをコミカルな居酒屋ソングとして
見事に成立させてしまうそのパフォーマンスの妙。

数多のフォロワーに溢れるも,やはり彼らの突出した
存在感は他の追随を許さない。

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World Order

World Order


World Order – 2010
♯1 World Order
World Order
GENKI SUDO, Wall5, Mariko Nanba, Takatsugu Shimizu

格闘家としての彼は全く評価する気もないのだが,
拓殖大レスリング部監督,男子グレコローマン日本代表監督,
ミュージシャン,ダンサーとしての須藤元気が僕は大好き。
(他にも書家,映像監督,唎酒師,ソムリエ,英会話学校代表,
スキューバダイバーと,彼のマルチぶりには驚くほかない…。)

その須藤元気を中心に結成されたダンスユニット,
World Order の名を一躍世界に知らしめた
同名 1st アルバムからのリード・シングルがこの曲。

典型的な日本人サラリーマンといったヴィジュアルで
繰り広げられるパフォーマンスの素晴らしさは言うに及ばず,
渡部高士,ケン・イシイあたりにインスパイアされたと
思しき須藤のソングライトも実は相当なもの。

それにしてもこの曲の PV は本当に見事。

封鎖なしの一発撮りという彼らのポリシーが生む
妙な素人感というか,独特な間合いと何とも言えぬ
素朴な味わいが僕は大好き。

さて,次回,もう1曲 World Order を…(笑)

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